J1福岡・井手口陽介が古巣G大阪と対決へ 〝アウェー〟パナスタ初上陸に相手サポーター反応は「行ってからのお楽しみ」 タイトル獲得直後に次節G大阪戦
YBCルヴァン・カップでクラブ初タイトルを獲得したJ1アビスパ福岡が7日、福岡市の雁の巣球技場でアウェーG大阪戦(11日・パナソニックスタジアム吹田)に向けた練習を公開した。
リーグ戦はシーズン当初に掲げた目標の8位で残り3試合を迎えているが、9位川崎とは勝ち点2差。7位鹿島とも同3差で上位も見据えられる位置だけに、井手口陽介(27)は「自分たちのサッカーを最初から最後までする準備をしておきたい。その良さを出せたら、勝つ確率は上がる」と意気込みを話した。
悲願のタイトル獲得からリスタートとなる一戦が古巣対決になった。中学時代からG大阪の下部組織で育ち、トップチームに昇格した井手口にとって、初めてアウェーの選手として立つパナソニックスタジアム吹田(パナスタ)のピッチになる。「パナスタにいけるのはすごく楽しみ。ワクワクの気持ちです」とうなずいた。
G大阪から移籍したセルティック(スコットランド)を経て福岡に期限付きで加入し、タイトル獲得の原動力となったボランチはG大阪サポーターの反応についても「分からないです。行ってからのお楽しみですね」と〝再会〟を心待ちにした。