10月28・29日「J試合勝敗予想」多発ドローが影響を及ぼす2つのサバイバルレース!大阪ダービーにも痛み分けの予感
今回のtotoではJ1第31節の8試合とJ2第40節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■【画像】サッカー批評編集部による、今週末のJ1、J2の結果予想
今週末のJ1では、ドローが多発しそうだ。その影響は、2つのサバイバルレースに影響を及ぼすことになる。
まずは、首位のヴィッセル神戸に焦点を当てたい。
残り4試合で2位の横浜F・マリノスに勝点4差をつけているが、悲願の初優勝へは一瞬たりとも気の抜けない時間が続く。今節も、大きなハードルが待っている。
対戦するのは、17位の湘南ベルマーレだ。順位もクラブ規模も、大きな差がある両チームの顔合わせではある。
だが、ピッチ上の結果では力は拮抗している。今季は第10節で対戦して神戸が2-0で勝利しているが、通算戦績では12勝9分11敗と、湘南がわずかに勝ち越しているほどだ。
しかも、J1に復帰した2018年以降、湘南は神戸から毎年勝点を挙げている。最下位に終わった2020年でさえ、1勝1分と神戸を叩いているのだ。
神戸も3連勝中だが、湘南もセレッソ大阪、京都サンガF.C.と関西勢を相手に連勝している。湘南がビッグウェーブで飲み込むとまでは言えないものの、ドローで勝点を分け合うことは十分に考えられる。
そうなると、気になるのは追う横浜FMだ。勝てば神戸にぐっと迫れるが、そう簡単にはいきそうもない。
今回は、アビスパ福岡のホームゲームだ。現在の福岡は、ルヴァンカップでも初の決勝進出を決めるなど勢いがある。また、この試合では多くのイベントを企画するなど、観客動員に長らく力を入れてきた。
ホームでは福岡相手に負けたことがない横浜FMだが、アウェイでは昨季を含めて4敗している。ACLを戦った横浜FMの状況も鑑みて、ここは福岡の勝利を予想したい。よって、優勝争いは、また少し差が縮まって続行されることになる。
湘南と神戸の対戦は、もうひとつのレースに影響する。J1残留争いだ。
最下位の横浜FCは、北海道コンサドーレ札幌に結果を手にするのは難しそう。17位の湘南に、リードを少し広げられそうだ。
横浜FCと勝点3差の16位の柏レイソルも、川崎フロンターレを相手に勝利するのは困難だろう。ただし、ACLを戦った川崎相手にドローの予感は十分。こうして、残留争いも最後まで熾烈な争いになっていきそうだ。
セレッソ大阪とガンバ大阪による「大阪ダービー」も、ドローが濃厚だ。互いに直近5試合で3連敗を喫するなど、調子は良くない。さらに、C大阪のホームでは、ドロー率が32%。プライドをぶつけ合いつつ、勝点を分け合う予感が漂う。
今回のtotoの購入締切は10月28日で、ネット決済による公式サイトでの販売は12時50分(コンビニ決済は11時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。