【G大阪】半田陸「大きな不安はない」左すね骨折で長期離脱から28日の大阪ダービーで復帰か
左すねを骨折して長期離脱していたガンバ大阪のDF半田陸(21)が、28日のセレッソ大阪戦(ヨドコウ)で復帰する可能性が出てきた。出場すれば7月8日京都戦以来、約4カ月ぶりになる。
26日、大阪・吹田市内で行われた非公開練習後、取材に応じたダニエル・ポヤトス監督(45)は「もう1度骨折すると、今後のキャリアにも響くので慎重に見ていたが、本当に今はいい状態。ここ数日で判断したい」と、復帰に前向きな姿勢を示した。
同じく取材に対応した半田は「全体練習に入った先週よりは、今週の方が体が動いている感覚がある。練習試合をしていた方が、逆に不安はあったかもしれないが、今は特に大きな不安はない」と、事実上のぶっつけ本番にも表情は明るい。
J2モンテディオ山形から今季、G大阪に移籍。19試合1得点と不動の右サイドバックに定着し、日本代表にも初選出されたが、7月14日の練習で負傷。リハビリに専念し、ここにきて復帰が秒読み段階に入った。
「自分はある程度、けがが治ってきた時から大阪ダービーを目標にしてきた。スタート(先発)かどうか分からないが、体とメンタルの準備をしたい」
13位のチームは現在、6戦未勝利で3連敗中。残留争いに再び吸収されつつあり、半田の復帰をきっかけに、8月19日湘南戦以来の勝利をつかみたい。