【日本代表】チュニジア戦前回VTR カドリ監督「日本DFは難しい状況に置かれるとミスする」

<国際親善試合:日本-チュニジア>◇17日◇ノエビアスタジアム神戸

日本代表は17日午後7時10分から国際親善試合でチュニジア代表と対戦する。

FIFAランキングは日本19位(アジア1位)、チュニジア29位(アフリカ3位)。過去の対戦成績は日本の4勝1敗で、直近の昨年6月14日のキリン杯決勝(パナスタ)での対戦は0-3で敗れた。森保監督は「昨年負けてしまった相手なので、まずはしっかり勝てるようにしたい」と話した。

◆前回対戦VTR 日本は後半に守備の連係ミスなどから3失点した。序盤から押し込まれ、前半はシュートを1本も放てなかった。後半はDF吉田麻也が相手を倒して与えたPKで10分に失点。31分には相手のロングボールの処理を誤り、吉田らとGKシュミットが譲り合った隙を突かれた。48分にはセンターサークル付近でボールを奪われ、FWジェバリ(現G大阪)にドリブルから強烈なミドルシュートを決められた。

現在もチュニジアの指揮官を務めるカドリ監督は当時、「日本は守備から攻撃に移るのが速いが、弱点は守備。DFは難しい状況に置かれるとミスをする」と指摘。「日本は素早く、特にサイド攻撃がうまいが、対応する練習を積んできた。空いたスペースを突くことを心がけた」と、日本を徹底研究して快勝した。

今回の対戦で日本は森保監督がMF旗手怜央の左サイドでの先発起用やシステムなど手の内を明かした。その対策を練ってくるであろうチュニジアを上回る戦いを見せ、来月から始まるワールドカップ(W杯)アジア2次予選に向けて弾みをつけたい。

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