ガンバ大阪の不動の左サイドバック、DF黒川圭介（26）が29日、10月1日のアウェーFC東京戦に向けて取材に応じた。

勝ち点34で前節11位のG大阪が、勝ち点2差で10位の東京に勝てば、順位が逆転する。

「サイドバックがカギになる試合。自分が攻撃でどう良さを出していけるか、考えながらやっている」

ここまで27試合2得点の黒川は、攻守で中心になることを誓う。

また、9月に日本代表デビューしたC大阪DF毎熊晟矢（25）について「仲良くしている選手。追いつけ追い越せで、自分もやっていきたい」と、ライバル心をむき出しにした。

2人は同学年。関大時代の黒川は、桃山学院大の毎熊と、当時から関西学生リーグで何度も対戦があり、大学選抜でチームメートの経験もある。

先日もプライベートな用で連絡をとった直後、毎熊が日本代表に初選出。「その連絡の延長線上で、おめでとうと伝えた」。黒川も昨年から日本代表入りの目標を掲げており、負けてはいられない。

「大学からずっと戦ってきて、一緒に活動したこともある仲。何回もマッチアップしているし、そういう選手が代表に選ばれて、試合に出て、活躍もしていたので刺激になった」

現在4戦未勝利のG大阪は、今節の東京戦を終えるとリーグ戦中断期間に入る。中断明けは10月21日名古屋戦を皮切りに、同28日は注目の大阪ダービーがある。黒川は毎熊と左右のサイドバックとして、真正面から激突することになる。

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