【一挙プレビュー】J1は横浜FMと神戸が優勝争いの大一番に臨む!J2は清水が藤枝との敵地でのダービーに挑む | Jリーグ

9月29日から10月1日にかけて開催されるJリーグの試合プレビューを一挙に紹介。J1リーグの9試合、J2リーグの11試合、J3リーグ10試合が各地で開催される。

●【動画】首位攻防戦直前|アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)ゴール集

9月29日

9月30日

13:00 北海道コンサドーレ札幌 vs 柏レイソル(J1)

札幌は前節、名古屋グランパスと1-1の引き分け。ここ2試合は決定機の数で上回りながらも、勝点3を逃している。また、今節はMF荒野拓馬に加え、DF岡村大八とMF宮澤裕樹が出場停止。主力を複数欠く状況で、5得点を奪った前回対戦同様の破壊力を見せられるかがポイントだ。

柏は1-3の逆転負けで、7試合ぶりの黒星。久々の複数失点を引きずらず、好調の原動力となっていた堅守をもう一度取り戻したい。また、今節は北の大地に初凱旋となるMF高嶺朋樹にも注目。出場停止を除き、現体制で全試合に先発を続けるなど、柏の中心選手として古巣に相対する。

13:00 ベガルタ仙台 vs ロアッソ熊本(J2)

仙台は今季初の3連敗。一方、無得点が続いていたなかでFW中島元彦に久々のゴールが生まれたことは明るい光となった。熊本とのリーグ戦では2008年から7連勝中。相性の良さも追い風にして、ホームのサポーターに白星を届けられるか。 対照的に熊本は今季初の3連勝を飾り、1試合消化が多いながらも勝点を『43』に。GK田代琉我を中心とした守備陣の奮闘は頼もしい限り。徳島でのナイトゲームから再び中2日となるが、過酷な日程を乗り越えて次週の天皇杯準決勝へ向かいたい。

13:00 藤枝MYFC vs 清水エスパルス(J2)

藤枝は町田、東京Vの上位陣を相手に2試合連続のドロー。粘り強く積み上げたこの勝点2は、チームの成長を物語る。今節は東京Vと同様、前回対戦で0-5の大敗を喫した清水との一戦。真っ向勝負でリベンジを狙う。 清水の前節はホームで0-0のドロー。クラブ新記録の14戦負けなしで2位をキープしたものの、首位との勝点差は再び『7』に広がった。今節の藤枝、次節の磐田と続く“静岡三国決戦”。FWチアゴ・サンタナに今回もゴールを期待したい。

14:00 ヴァンフォーレ甲府 vs 水戸ホーリーホック(J2)

甲府は前節の引き分けでリーグ戦4試合負けなし。プレーオフ圏に迫るうえで勝点3が欲しい水戸戦は、前回対戦で4得点全てに絡んだFWピーター・ウタカに注目だ。また10月4日には『国立競技場』でのACLも控えており、弾みをつけたい一戦にもなる。 対する水戸は前半に退場者を出したことも響き、実に11試合ぶりの敗戦。今後も上位陣との対戦が続き、チームの真価が問われそうだ。注目はここまで7得点のFW安藤瑞季。前節チームはシュート0本に終わっただけに、鬱憤を晴らしたい。

15:00 アビスパ福岡 vs 鹿島アントラーズ(J1)

福岡は3連勝中。2つのカップ戦でもベスト4進出を果たすなど波に乗るチームにとって、勝点2差の相手を迎える今節はさらなるジャンプアップを狙う上で落とせない一戦だ。球際の激しいバトルが予想される中、FW金森健志やDF小田逸稀といった古巣戦に臨む選手たちにも注目だ。

鹿島は横浜F・マリノスとの上位対決で逆転負け。優勝争いからは一歩後退となったが、10月には首位のヴィッセル神戸をはじめ、上位との対戦を残しており、ここで下を向くわけにはいかない。また、前節はMF柴崎岳が復帰後初先発。堅守攻略へ、今節も中盤で違いを見せられるか。

18:00 セレッソ大阪 vs 湘南ベルマーレ(J1)

C大阪は鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸との上位対決2連戦で連敗。ただ、3位とは勝点4差とACL出場の可能性を残しており、ホームで仕切り直しを図る。注目はFWレオ・セアラ。自身が得点を挙げた試合は8勝2敗と高い勝率を誇るだけに、今節もエースにうまくボールを届けたい。

湘南は国立競技場でのホームゲームで0-2の敗戦。試合の入りに課題を露呈した中、最下位脱出へ、今節は序盤からアグレッシブな姿勢を表現したい。リーグ前半戦の対戦では敗れたが、天皇杯4回戦ではPK戦の末に勝利。良いイメージをもって、再びアウェイの地に乗り込めるはずだ。

18:00 大分トリニータ vs 大宮アルディージャ(J2)

好調の水戸を下した大分は6試合ぶりの白星。混戦のプレーオフ争いに踏みとどまった。今節の相手は第6節に今季初黒星を喫した大宮。前節決勝ゴールを挙げたFW渡邉新太の出場停止は痛手だが、久々の無失点を自信に雪辱を誓う。 対する22位・大宮も、前節は敵地で会心の“ウノゼロ”勝利。21位との勝点差は『3』に縮まった。GK志村滉の起用や、4バックへの変更が奏功したことも明るい材料。今節はDFカイケが出場停止となるが、逆転残留へつながる連勝をつかみとれるか。

19:00 サンフレッチェ広島 vs 名古屋グランパス(J1)

広島は前節、京都サンガF.C.に0-1で敗戦。19本のシュートも空砲に終わり、連勝が2でストップした。3連勝中のホームで仕切り直しを図る今節は前線の組み合わせに注目。前節はFWマルコス・ジュニオールをベンチに置くなど、最適解を模索する中、指揮官の選択は果たして。

名古屋は5試合勝利なし。こちらも今夏の移籍事情により攻撃の再構築が求められており、得点力不足を解消できるかがポイントだ。注目はやはりMF森島司だ。不退転の覚悟で移籍を決断した技巧派MFは、プロ入りから7年半を過ごした古巣のピッチでどんなプレーを見せるのか。

19:00 サガン鳥栖 vs 京都サンガF.C.(J1)

鳥栖は前節、FC東京に2-3の敗戦。文句なしの前半から一転、流れを失った後半に2点差をひっくり返されてしまった。これで8試合未勝利となったが、9月最後の一戦でトンネルを抜け出せるか。前節二桁得点に王手をかけたMF長沼洋一を中心に、今節も前方向の姿勢を貫きたい。

京都は好調のサンフレッチェ広島にウノゼロ勝利。直近5試合で4度目のクリーンシートと守備が安定しており、今節は3失点で敗れた前回対戦のリベンジを果たしたい。また、前線ではFW豊川雄太が久々の得点を奪ったことも収穫。昨季から2戦連発中のカードで再びネットを揺らせるか。

10月1日

14:00 モンテディオ山形 vs 徳島ヴォルティス(J2)

山形は前節1-1のドロー。終了間際にカウンターから迎えた決定機を生かすことができず、プレーオフ争いにおいて痛い勝点1となった。『NDソフトスタジアム山形』では直近5試合で4勝1分。今節からのホーム2連戦でラストスパートをかけたい。 一方の徳島は、27日の熊本戦から中3日。下位直接対決で喫したホーム2連敗から修正を図れるかが焦点となる。現状降格圏とは8ポイント離れているとはいえ、1試合消化が多い状況。熊本戦を欠場したフレッシュな選手の躍動に期待が懸かる。

14:00 栃木SC vs ブラウブリッツ秋田(J2)

栃木は前節、今季最多の3失点で敗戦。ただ先制を許すまでは試合を優勢に進めていただけに、今季初の3連敗阻止へしっかりと切り替えたいところだ。キーマンは久々の先発を果たしたFW矢野貴章。前線で起点を作り、チームに流れを呼び込めるか。 対する秋田はホーム2連戦をいずれもドローで終え、9試合未勝利に。一方、26日に来季のJ1クラブライセンスの交付を受けたことは、胸をなでおろす知らせとなった。栃木戦の注目選手はMF水谷拓磨。正確な右足から今節も得点を演出したい。

14:00 FC町田ゼルビア vs いわきFC(J2)

3試合無得点が続いていた首位の町田だが、前節は6得点で長崎を一蹴。無失点でクローズしたことで“町田らしさ”の復活を印象づけた。J1昇格への歩みを進めたい10月の5試合。その初戦は古巣対決のMFバスケス・バイロンに注目だ。 一方、3連敗中だったいわきも前節は金沢を下し、残留争いを勝ち抜くうえで大きな1勝。スコアこそ1-0だったが完勝といって差し支えない内容を披露した。前回対戦では87分に均衡を破られて惜しくも敗戦。その雪辱を果たすことができるか。

14:00 ジュビロ磐田 vs V・ファーレン長崎(J2)

前節逆転負けを喫した3位の磐田は、自動昇格圏に返り咲きならず。9月の4試合で勝点5獲得とペースが落ちているのは気がかりだ。次節は清水との“静岡ダービー”。今季は連敗がまだないなかで、しっかりと立て直して大一番へ向かいたい。 対する長崎も前節は0-6の大敗。早い時間帯にMF中村慶太が退場したことで劣勢を強いられた。プレーオフ圏を死守したい今節は、敗戦からのバウンスバックを果たしたいところ。DF米田隼也の2ゴールで劇的な勝利を飾った前回対戦の再現を狙う。

14:00 ファジアーノ岡山 vs ジェフユナイテッド千葉(J2)

岡山は今季初の逆転勝ちで7位浮上。選手の入れ替えを余儀なくされた前々節こそ敗れたが、第31節から5勝1敗と猛スパートをかけている。勝点3差で先行する千葉との今節は昇格への大一番。前節に獅子奮迅の働きを見せたDF柳育崇に懸かる期待は大きい。 対する5位・千葉は連勝を『6』に伸ばし、その充実ぶりは岡山をも凌駕。前節はCB2枚が替わったものの、佐々木翔悟、メンデスが素晴らしい働きを見せたことも好材料だ。好調同士の激突となる今節は、プレーオフ進出を果たした2017年以来の7連勝に挑む。

14:00 レノファ山口FC vs ツエーゲン金沢(J2)

20位・山口は前節4試合ぶりの白星。1-0というスコア以上に相手を圧倒し、内容面でも素晴らしい戦いを披露した。今節は年に一度の下関開催。2017年から6試合負けのない地で迎える“シックスポイントマッチ”を制して、残留を力強く手繰り寄せたい。 山口を6ポイント差で追う金沢は、27日に行われた群馬との再開試合から中3日。連敗を『5』で止めた勝点1を今節へとつなげたい。注目はチームに6試合ぶりのゴールをもたらしたFW奥田晃也。自らの29歳の誕生日を祝う2戦連発に期待が懸かる。

15:00 FC東京 vs ガンバ大阪(J1)

FC東京は0-2から3得点を奪い、劇的な逆転勝利。9月はルヴァンカップ敗退を含め、イヤな流れが続いていたが、最後はFW俵積田晃太のJ1初得点で苦境を脱した。ホーム連戦で連勝を狙う今節は、前節の後半に見せた攻撃的な姿勢を試合開始から表現できるかが焦点となりそうだ。

G大阪は公式戦6試合未勝利。前節は退場者を出した相手に勝ち越しを許す手痛い敗戦となったが、この試合で負の連鎖に終止符を打ちたい。注目はFWイッサム・ジェバリ。2ヶ月近くノーゴールが続くチュニジア国籍FWは、2得点を挙げた前回対戦同様の活躍でチームを勝利に導けるか。

17:00 ザスパクサツ群馬 vs 東京ヴェルディ(J2)

10位・群馬は前半31分からの再開試合となった金沢戦から中3日。東京V戦、岡山戦と続くホーム連戦は、“新しい景色”へたどり着くうえでの正念場だ。契約上今節に出場できないMF杉本竜士の代役も焦点となる。 対する4位・東京Vは2試合連続のドローに終わり、自動昇格圏との差を詰められなかった。ただ、前節に奪った2得点はいずれも美しい崩しからのファインゴール。2アシストのMF齋藤功佑を中心に攻勢を仕掛け、群馬の堅守をこじ開けたい。

<9月29日の対戦カード>

19:00 横浜FMvs神戸(J1)

19:00 川崎Fvs新潟(J1)

19:30 浦和vs横浜FC(J1)

<9月30日の対戦カード>

13:00 札幌vs柏(J1)

13:00 仙台vs熊本(J2)

13:00 藤枝vs清水(J2)

14:00 甲府vs水戸(J2)

14:00 相模原vs北九州(J3)

15:00 福岡vs鹿島(J1)

18:00 C大阪vs湘南(J1)

18:00 大分vs大宮(J2)

18:30 琉球vs長野(J3)

19:00 八戸vs松本(J3)

19:00 広島vs名古屋(J1)

19:00 鳥栖vs京都(J1)

<10月1日の対戦カード>

13:00 富山vs愛媛(J3)

13:00 鳥取vs今治(J3)

14:00 山形vs徳島(J2)

14:00 栃木vs秋田(J2)

14:00 町田vsいわき(J2)

14:00 磐田vs長崎(J2)

14:00 岡山vs千葉(J2)

14:00 山口vs金沢(J2)

14:00 沼津vs岩手(J3)

14:00 岐阜vs福島(J3)

14:00 讃岐vsFC大阪(J3)

14:00 宮崎vs奈良(J3)

15:00 FC東京vsG大阪(J1)

17:00 群馬vs東京V(J2)

17:00 鹿児島vsYS横浜(J3)

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