G大阪、今季3戦3敗の浦和戦へ 直近2戦は完封負けも…DF黒川圭介「得点は奪えると思っています」

G大阪は23日、大阪府吹田市内で浦和戦(24日・パナスタ)に向けた前日調整を行った。浦和には今季公式戦で3戦3敗。9月6、10日にルヴァン杯準々決勝で対戦した際は、2試合合計0―4(0―1、0―3)と1ゴールも奪えずに敗れた。左サイドバックとして攻撃の鍵を握るDF黒川圭介は「(9月6日に)ホームでやったときは、ボールは握れたけど最後のクオリティーが足りなかった。そこはトレーニングしてきましたし、そこを発揮できれば得点は奪えると思っています」と語り、浦和ゴールをこじ開けるイメージを膨らませた。

いかに浦和の堅守を崩すか。直近の対戦では屈強なセンターバック(CB)を擁する浦和に対し、サイドからのクロスが中で合わないシーンも散見された。「大きくて強い浦和のCBに対し、おいしいところ、マイナス(のクロス)の部分で待ちすぎている感じはします。やっぱりつぶれ役がいないといけない。それも練習の中で調整はして、改善は見られると思う」と黒川。自らシュートを狙うポジションだけでなく、ニアに走り込むなどおとり役となる選手の必要性も訴え、FW陣との意思疎通を課題に挙げた。

ポヤトス監督も「浦和はしっかりと均整が取れたチーム。守備もしっかり構成され、なかなか穴がない。決定機を決めきること。またチャンスに持っていくためには、ボール(パス)スピードを速く、タッチ数も少なくしていかなければならない。狭いスペースの中でも、素早くアタックしていくかは非常に大事」と語った。過去3戦の敗北から学んだ教訓も生かし、“4度目の正直”となる勝利を狙う。

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