G大阪のU―22日本代表DF中野伸哉 J1最少失点・浦和戦へサイド攻撃の活性化狙う「厚み加える」

G大阪のU―22日本代表DF中野伸哉が20日、浦和戦(24日・パナスタ)に向けて取材に応じた。9月17日の新潟戦は後半32分からの右サイドバックとして途中出場。今夏鳥栖より加入したが、いまだ先発起用はない20歳は「意識しているのは、攻撃でどんどん厚みを加えること。クロスだったり、攻撃参加の形はもっと増やしていければ」と話した。

浦和とは今季3度の対戦で3敗しており、9月6、10日のルヴァン杯でも2戦合計0―4(0―1、0―3)と完敗。リーグ戦では27試合で20失点とJ1最少失点を誇る浦和の堅守を破るには、より攻撃面で工夫が必要なことは明らかだ。左利きながら右足も遜色なく扱う中野は、大外からのオーバーラップに加え、内側のレーンも使ったインナーラップのタイミングも抜群と、チームメートからの評価も高い。練習でのパフォーマンス次第では、浦和戦で移籍後初の先発起用となる可能性もある。

「(シンプルなクロスからの)ヘディング勝負になればレッズのセンターバックは強い。(味方が)ワンタッチでシュートを打てるようなマイナスのクロスなど、工夫していかないと」と語る中野。レギュラー奪取にはアシストなど目に見える結果が必要とあり、チームメートとの意識を合わせたクロスでのゴール演出をイメージしていた。

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