【解析料理】新潟DF千葉和彦、38歳2カ月27日でクラブJ1最年長出場記録更新 同点起点も

J1アルビレックス新潟のDF千葉和彦(38)がクラブのJ1最年長出場記録を塗り替えた。終盤に追い付いて1-1で引き分けた17日のアウェー、ガンバ大阪戦でフル出場。38歳2カ月27日で、GK小沢英明が12年3月31日のG大阪戦でマークした38歳14日を更新した。

6月3日の湘南ベルマーレ戦以来、リーグ戦11試合ぶりの出場で、百戦錬磨の元日本代表DFが健在ぶりを示した。0-1の後半38分に利き足とは逆の左足で鋭い縦パスを送り、同点ゴールの起点になった。気温30度を超える中、時速25キロ以上で走ったスプリント数は先発したフィールドプレーヤーでは唯一0だったが、最後までピッチに立ち続けて最終ラインを統率した。

今季は2月18日のセレッソ大阪戦でゴールを決めてクラブのJ1最年長得点記録を更新。最年長出場記録も塗り替え、記録上でも新潟を象徴する選手になった。J1通算359試合8得点。これまでレッドカードを受けたことは1度もない。そのクレバーなプレーで、これからもチームを支えてくれそうだ。  【石川秀和】

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