第2戦も完勝の浦和が3大会連続の4強入り! G大阪は180分不発で対抗できず【ルヴァンカップ】
JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦の浦和レッズvsガンバ大阪が10日に埼玉スタジアム2002で行われた。
G大阪ホームの第1戦では堅守に個人技生かした一発で浦和が1-0の先勝。その浦和はブライアン・リンセンが約3カ月ぶりに先発した一方で、G大阪は第1戦と同じイレブンでスタートした。
G大阪は勝利が絶対条件とあって、先制点が鍵だったが、浦和がそのプランを崩す。8分、右CKから岩尾のキックにボックス中央で完全フリーのリンセンがヘッドで合わせ、浦和が先制した。
さらに厳しい条件を突きつけられたG大阪はこの試合でもボールを持つが、細かなズレが続き、攻撃のリズムを作れず。31分にはバイタルエリア中央からイッサム・ジェバリが直接FKでゴールを目指すが、生かせない。
後半から宇佐美投入の勝負手に打って出たG大阪は52分にファン・アラーノ、食野と繋ぎ、ジェバリにチャンスが巡るが、決め切れず。すると、63分、ボックス左の萩原からパスを受けたリンセンの左足から浦和に追加点が生まれる。
一矢報いたいG大阪だが、浦和の守りに苦しみ続け、試合終盤に。逆に、浦和は86分、途中出場のアレックス・シャルクがバイタルエリア左からの右足ミドルが相手に当たって枠に吸い込まれ、第1戦に続く一発を記録した。
チームとしての堅守とともに、オランダ人助っ人勢がゴールを重ねていった浦和は2戦合計4-0で3年連続の4強入り。一方のG大阪は180分にわたって攻撃陣が封じ込まれ、2019年以来のベスト4入りとはならなかった。
浦和レッズ 3-0(AGG4-0) ガンバ大阪
【浦和】
ブライアン・リンセン(前8、後18)
アレックス・シャルク(後41)