G大阪、ルヴァン杯準々決勝第1戦で浦和に惜敗 ポヤトス監督「この流れなら絶対勝てる」第2戦へ手応え

◇YBCルヴァン杯準々決勝第1戦 G大阪0―1浦和(6日・パナスタ)

G大阪は後半立ち上がりの失点が響いて浦和に0―1と敗れ、1点のビハインドを背負って第2戦(10日・埼スタ)に挑むことになった。試合後の会見に臨んだポヤトス監督は、まず内容への手応えを語り「結果には満足していないのですが、チームの流れ、しっかりとしたプレーをしてくれたことには満足しています。ロッカールームで選手にも言ったのですが、(第2戦も)難しい試合になると思うが、この流れなら絶対に勝てる、と確信をもって伝えました」と語った。

主力の多くを温存した浦和に対し、G大阪はイスラエル代表に参加中のMFラビを除きフルメンバーで挑んだ。試合の主導権は握り、浦和を敵陣に押し込んで進めることに成功。しかし後半1分、サイドへのロングボールに競り負けて中央にボールを送られ、ゴール前でもクリアしきれずに浦和ボールとなると、同MFシャルクに強烈なミドルシュートを許した。

後半20分にはMF石毛に代えてFW宇佐美を投入。宇佐美を左ウイングに据え、アラーノをインサイドハーフに置く布陣でさらに攻勢を強めた。同28分には宇佐美の縦パスからFWジェバリのポストプレーを経て、MFダワンが決定機を迎えたが決めきれず。その後も攻撃的な交代カードを切ってチャンスはつくったが、最後までゴールを割ることはできなかった。

浦和を相手に試合の主導権を握ったことは事実。一方でMF山本は「得点を取れないこともそうだが、失点しなければ負けない。いくらいい試合をして、どれだけ押し込んでも、あれで負けなので。そういうところはもっと厳しくやりたい」と反省点を挙げた。第2戦は敵地・埼玉スタジアムでゴールをこじ開け、ベスト4進出を目指す。

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