サッカー・J1サガン鳥栖の痛恨ドローに11歳サポーター「次はゴールたくさん決めて」
サッカー・J1リーグ戦で、サガン鳥栖がホームの駅前不動産スタジアム(鳥栖市)にガンバ大阪を迎えた26日夜のホーム戦。サガンは試合終了間際に痛恨の失点を許し、1―1の悔しい引き分けとなった。サポーターは「次こそ勝利を」と期待した。
11位のガンバと12位のサガンが、互いに上位入りを目指してぶつかり合った一戦。サガンは7月8日のセレッソ大阪戦以来の勝利に期待がかかる中、スタジアムには1万2812人が入場した。
サガンは前半、GK朴一圭選手が好セーブを連発して相手の攻撃をしのぐと、後半に均衡を破る。61分、自陣からのロングボールにFW長沼洋一選手が走り、前に出てきた相手GKをかわして先制に成功した。しかし、ロスタイムも終わりに近づき、このまま逃げ切るかというところで追い付かれ、勝ち点1を分け合う結果となった。
サガンの今季通算成績は8勝7分け10敗、勝ち点31で12位のまま。家族と観戦した伊万里市の小学5年男児(11)は「勝てると思ったので悔しかったけど、サガンの選手はすごく頑張っていた。次はゴールをたくさん決めて勝ってほしい」と話していた。