【G大阪】劇的弾でドロー、ポヤトス監督も歓喜「サッカーほど、素晴らしいものはない」
<明治安田生命J1:鳥栖1-1G大阪>◇第25節◇26日◇駅スタ
ガンバ大阪は、劇的な後半ロスタイムの同点弾でドローに持ち込んだ。
0-1の後半ロスタイム6分に、ミラクルが起こった。自陣左サイドでボールを奪い、ゴールライン際から速攻、カウンターを仕掛けた。ハーフウエーライン付近のFW鈴木武蔵(29)が頭でロングボールをつなぎ、抜け出したFW山見大登(24)が、左足でゴール右隅に同点弾を突き刺した。
ラストのワンプレーで追いつき、ダニエル・ポヤトス監督(45)は「サッカーほど、素晴らしいものはない。いい試合だった」と歓喜。値千金ゴールの山見について「彼はタレントを持つので、信頼していた」とたたえた。「シュートは素晴らしいが、戦う姿勢に欠けているものがあった。だが、努力があって、それを見てきた」という。精神的に成長した山見が、チームの敗戦危機を救った。