ガンバ大阪史上最強!伝説の英雄(5)驚異の2トップ! 引退後もガンバを支える男とは?
1993年に開幕したJリーグは今年で30周年の節目を迎えた。オリジナル10の1クラブであるガンバ大阪では、これまでに数多くのレジェンドたちが活躍し、様々な栄光を勝ち取ってきた。今回は、そんなガンバ大阪で数々の伝説の残してきた名プレイヤーを厳選して紹介する。
FW:松波正信
生年月日:1974年11月21日
リーグ通算成績:280試合45得点
主な獲得タイトル:J1(2005)
「ミスター・ガンバ」として忘れてはいけないレジェンドが、松波正信だ。2021年にチームの指揮を執ったレジェンドは、ガンバ一筋の男である。
帝京高校時代に大きな注目を集めた松波は、1993年に加入。ルーキーイヤーにジェフ戦でハットトリックを達成。18歳364日の若さで1試合3ゴールを決めて周囲を驚かせた。1997年にはキャリアハイのシーズン13ゴールを達成。エムボマとともに脅威の2トップを形成している。
2005年の現役引退までガンバでのキャリアを続けた松波は、スパイクを脱いだあと指導者に。ガンバの育成に長く携わり、2012年に監督に就任。その後、ガイナーレ鳥取などで経験を積み、2018年にアカデミーダイレクターとしてガンバに復帰すると、2021年は宮本恒靖監督の後任としてトップチームの指揮を執った。2022年からは再びアカデミーダイレクターを務めている。