川崎・鬼木監督「いろいろな意味であっさりいかれてしまった」2点差追いつくも最後に力尽きる
◆明治安田生命J1リーグ▽第22節 川崎3―4G大阪(6日・等々力陸上競技場)
川崎を2点差を追いつく粘りを見せたが、後半ロスタイムにCKから決勝点を献上し、3―4で敗れた。
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FWレアンドロダミアンが今季初、FWマルシーニョが約3か月ぶりに先発出場。負傷から復帰した2人の個性を生かすべく攻撃を組み立てたが、ミスやPK献上もあって前半だけで3失点。1―3で前半を折り返した。
しかし後半、徐々に試合のペースを握ると、26分、30分に途中出場のFW瀬川祐輔が2ゴール。3―3の同点に追いついた。
上位進出へ、その後も攻勢を強めて勝ち越しを狙った川崎だが、ファイナルサードでの質の低さが目立ち、なかなか決定機を生かせない。そしてロスタイム6分、CKをG大阪MFダワンに沈められた。
奮戦こそしたが、得られた勝ち点はゼロ。鬼木達監督「試合の入りは非常に良かったと思うが、失点シーンで、いろいろな意味であっさりいかれてしまった。自分の方でマネジメントをしなきゃいけなかった」と前半の45分間を振り返る、「(3―3に)追いついて、追い越すところまでいく力はあったと思う」と悔いた。