06年ドイツW杯、日本代表市場価値ランキング9位。後悔…。ブラジル戦に出れず…。苦しみ続けたリーダー

2006年ドイツワールドカップは、日本代表にとって苦い記憶が強い大会だった。グループステージで1勝もできずに敗退が決まっている。日本代表のスターはどれくらいの価値を持っていたのか。2006年当時の市場価値トップ10の9位を紹介する。(移籍金は『transfermarkt』参照。金額が並んだ場合はサイト準拠。)

9位:宮本恒靖(背番号5)

生年月日:1977年2月7日

日本代表成績:71試合3得点1アシスト

ドイツワールドカップ成績:2試合0得点0アシスト

市場価値:190万ユーロ(約2億6600万円)

所属クラブ:ガンバ大阪

日本代表のリーダーを務めた宮本恒靖にとって、ドイツワールドカップは悔しさの残る大会だったはずだ。宮本自身は2試合に出場し、いずれもキャプテンマークを巻いた。

日韓ワールドカップで4試合に出場した宮本は、主将としてドイツワールドカップに出場。初戦のオーストラリア代表戦は終盤の立て続けの失点で1-3と敗れると、0-0の引き分けに終わったクロアチア代表戦ではPKを献上した。このPKをGK川口能活がファインセーブしたおかげで日本は望みをつないだものの、宮本自身は2試合連続の警告でブラジル代表戦は出場停止のためプレーできなかった。

リーダーという面でも、宮本にとってはチームをまとめきれなかった悔しさが残っているはずだ。ドイツワールドカップで日本代表が団結しきれていなかったことは明らか。宮本はジーコ監督に非公開練習を進言するなど、なんとか良くない雰囲気を断ち切ろうとしたものの、チームは良い方向に向かわなかった。

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