「プレーを見てもらえれば分かると思うんですけど…」2戦連続スタメン落ちの古橋亨梧、指揮官は“コンディションの問題”を指摘も本人は?
「100%に近い状態か?」と質問を受けると…
古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、岩田智輝、小林友希の日本人クインテットを擁するセルティックは7月22日、パナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪と対戦。日本ツアー2戦目で、1-0の勝利を飾った。
昨シーズンに、スコットランドリーグのMVPに輝いた古橋は、4-6で敗れた19日の横浜F・マリノスに続いてベンチスタート。その試合と同じく、CFを担ったのは、これまで左ウイングが主戦場だった前田だった。
ブレンダン・ロジャース監督は試合後、エースを先発で起用しなかった理由について、こう説明した。
「キョウゴのチームへの合流が他の選手たちよりも遅くなってしまったのと、フィットネスに問題があったからだ。我々は日本に来る前にポルトガルでも合宿を行なったが、その時に彼が少し肩を痛めてしまった。だから回復のために時間を与える必要があった。マリノス戦では後半途中から使うというプランを最初から持っていたし、今日(G大阪戦)は前半と後半でまったく違うメンバーで戦おうと思っていたため、後半のチームで起用しようと考えていた」
この北アイルランド人指揮官の発言に対し、古橋本人は「別に問題はないですし、プレーもしました。プレーを見てもらえれば分かると思うんですけど、問題ないので大丈夫です」と話し、状態に懸念はないと強調。「100%に近い状態か?」と質問を受けると、「そうだと思います」と返した。
68分からプレーした横浜戦に続いて無得点に終わったが、「近づいて来てはいるんで、コンディションは上がってきていますし、そのうち入るかなと」と焦りはない様子だ。
新指揮官も「彼が我々にとって非常に重要だというのは、まったく変わっていない」と強調していたとはいえ、前田が横浜戦でハットトリックし、G大阪戦でもいい動きを見せただけに、開幕スタメンに向けてアピールしたいところだろう。