セルティック古橋亨梧はなぜ愛される? グラスゴー出身サポが現地観戦で明かした理由「みんな好き」
セルティックはジャパンツアーで横浜F・マリノス、G大阪と対戦した
スコットランド1部セルティックは7月22日、ジャパンツアーの一環でJ1ガンバ大阪と対戦した。日本代表FW古橋亨梧や日本代表FW前田大然らの地元・関西での開催で多くのセルティックサポーターも駆け付けた。セルティックの本拠地グラスゴー出身で大阪市在住のユアン・マクドゥーガルさんはクラブのレジェンド的存在MF中村俊輔氏のユニフォームを着て観戦。出身地の贔屓クラブが来日して日本のクラブと対戦したことを喜んだ。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
【写真】中村俊輔のユニフォームを着用するユアン・マクドゥーガルさん
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「ナカムラはすごく好きです。フリーキック(FK)が有名ですね。今の選手なら古橋、旗手(怜央)、マグレガーが好き」
25番のユニフォームを身に纏い、目を輝かせて話すマクドゥーガルさん。グラスゴー出身で長年セルティックを応援してきたという。現在は大阪市内に住んでおり、日本から声援を送っている。日本人選手が5人所属している現在のクラブを「すごくいいと思う」と評価。特に古橋は「サッカーが好き、という気持ちが伝わってくる。彼はいつも笑顔でしょ。ハッピーな気持ちが伝わってくるから、セルティックサポーターはみんな好きだよ」と愛されている理由を明かした。
新シーズンからアンジェ・ポステコグルー監督の後任として指揮を執るブレンダン・ロジャーズ新監督については「レスターでコーチを務めていたけど……いいコーチだと思う。期待したいね」と、2022-23シーズンで国内3冠を達成したチームを再び頂点に導くことを心待ちにした。そのためには、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)での躍進が必要だとし「CLで勝たないと。古橋が契約延長してくれてすごく嬉しいから頑張ってほしいな」と、昨季得点王やMVPなど個人タイトルを総なめにした日本代表ストライカーをキーマンに指名した。
横浜F・マリノスとの対戦、G大阪との一戦で日本を盛り上げたセルティック。新シーズンにもさらなる期待が懸かる。