「日本人選手が多いのをどう思う?」英国のセルティックサポーターに“本音”を直撃!「彼らが来てから…」
「日本人がいてくれてとてもうれしい」
セルティックのファンはやはり熱狂的で、そして温かかった。
古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、岩田智輝、小林友希の日本人5選手を擁するセルティックは7月22日、ガンバ大阪と対戦。日本ツアー初戦は横浜F・マリノスの4-6で敗れていたなか、85分にアレハンドロ・ベルナベイが決めたゴールで1-0と勝利を収めた。
この試合を見に、スコットランドから来たというセルティックサポーターも少なくなかった。中にはグラスゴー出身で、オーストラリアから来たという人もいた。
そんな英国のファンに、「セルティックに日本人選手が5人もいることを素直にどう思うか」と訊いてみた。サッカー界の常とはいえ、その分、自国の選手が出場する機会が失われるわけで、もしかしたら、心の底では面白くないと思っているとファンもいるのではないか。そう感じていたが、この日に取材した限りでは、次のようなポジティブな意見ばかりだった。
「日本人がいてくれてとてもうれしい。なぜなら、とてもいい選手ばかりだからね」
「ファンタスティックだよ。本当に素晴らしい」
「彼らが来てから、ハードワークをするチームになった」
「リスペクトしているよ」
「とてもいいよ。日本人がレベルを上げてくれた」
「試合中、ずっとハードワークしている。そういうところをすごく評価している」
日本で日本人記者に訊かれた質問である点には留意しなければならないが、サムライ戦士たちはすっかり受け入れられているようだ。
古橋が契約延長をした理由のひとつに挙げた“サポーターの愛”が少しだけ感じられた。