G大阪、MF福田湧矢の今季初ゴールで京都に勝利 弟・翔生はJ3YS横浜で10ゴールの兄弟Jリーガー
◆明治安田生命J1リーグ 第20節 G大阪―京都(8日・パナスタ)
G大阪はMF福田湧矢の今季初ゴールで京都に1―0と勝利し、無敗を6試合(5勝1分け)と伸ばした。0―0で迎えた後半27分、右サイドに開いたMF山本悠樹のクロスを、ファーサイドで押し込み先制。リーグ戦では4月15日の京都戦以来、約3か月ぶりの先発となった24歳のウインガーは、J3・YS横浜でプレーするMF福田翔生を弟に持つ兄弟Jリーガー。今季10ゴールと結果を残している弟に負けじと、チームを勝利に導いた。
前半はお互いに持ち味を発揮する展開となった。チュニジア代表FWジェバリを起点に幅のある攻撃をみせたG大阪と、いい形でボールを奪えば一気に人数をかけてゴール前に迫る京都という展開に。G大阪は前半6分、MF山本のラストパスを受けたアラーノが狙ったが、シュートは枠を外れた。同17分にはショートコーナーからDF黒川のクロスをDF権が合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定となり、0―0で前半を折り返した。
後半は途中出場のMF食野亮太郎が切れ味のあるドリブルで流れを引き寄せ、リードした終盤は足がつる選手も出る中で集中力を切らさず。1点のリードを守り切り、ホームで勝利をつかんだ。