「コンピューターでやっているような感じ」西野朗が遠藤保仁を絶賛! 城彰二もうなる「天性のものなんでしょうね」

「何とも言えない、サッカーセンス」

元日本代表監督の西野朗氏が、城彰二氏のYouTubeチャンネルに出演。遠藤保仁について語った。

【動画】「卓越している」西野朗がヤットの凄さを熱弁!

「印象・記憶に残るJリーガー」のテーマで、MF部門で西野氏は遠藤の名を挙げる。かつて自身が監督を務めたガンバ大阪で、2002年から11年まで“共闘”した43歳MFの「J30ベストアウォーズ」でのMVP受賞に、「疑いもないじゃないかな」と賛同する。

城氏に遠藤の良さを尋ねられると、総走行距離、予測する力、サッカーセンスを挙げた。さらに「技術はもう、とてもじゃないけど卓越している。持っていないよね、他の選手は」として、その異才ぶりを、こう表現する。

「ボールと自分、敵、ゴール、味方との間隔、距離、位置関係とかが、コンピューターでやっているような感じ」

相手に寄せられるとパスを出して、動き、余裕がある場面ではシュートを選ぶ。的確かつ効果的なプレーの選択。「何とも言えない、サッカーセンス、技術、個人戦術」だという。

さらに、ゲーム中の巧みなポジションチェンジも振り返った。

「ボールが入らない時とか、勝手にサイドにいる。『ヤット、ポジション違うだろ』と言っても、『いや、他のやつとポジションチェンジしているので』と。ボールがどんどん、外だから、入るようにしている。で、リズムを作れると、スーッと中に入っていく。後ろに下りたりとか。攻める時は前のほうとか」

城氏に「ある程度、自由にやらせていたのか?」と問われると、「スムーズに行っているから、言えない」と回答。もっとも、ポジションチェンジによって、リスクが高まったり、バランスが崩れることはなかったという。

「そういう感覚というか、技術がベースなんだけどね。ミスをしない。ミスして余計な動きはしない」と語る西野氏に、城氏は「やっぱり、天性のものなんでしょうね」とうなった。

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