「指導者が代わって作り直すというよりも…」西野朗がG大阪で“長期政権”になった要因「継続してやらないと絶対にでき上がらない」

「どんどん抜けていくから。代謝が選手のほうで起こっていく」

元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。ゲスト出演した西野朗氏が“長期政権”となったガンバ大阪時代を振り返った。

【動画】「攻撃的なだけでは面白くない。“超”がつかないと」西野朗が10年に及んだG大阪監督時代を振り返る

西野氏は、2002年から11年までG大阪の監督を務めた。自身のモチベーションに加えて、チームで起こっていた“新陳代謝”も、長い在籍になった要因だったという。

「ガンバの場合、どんどん優秀な選手が抜けていくから。代謝が、選手のほうで起こっていく。だから毎年、違う選手。編成がだいぶ変わった。主力がいなくなっちゃった。

翌年も、新しいことをしなきゃいけない。指導者が代わってチームを作り直すというよりも、選手が入れ替わり、新しく見られたなかで、やっていた」

そんな状況で、下部組織出身の選手でチームを作りたいという“理想”がありつつ、戦力不足を補うために外国籍の選手に頼るケースや、育てた選手が移籍する“現実”があった。

「そういう繰り返しが活発にあって。ガンバのスタイルは継続してやらないと、絶対にでき上がらないなと。攻撃的なクラブ、チームだけでは面白くない。“超”がつかないと、面白くない」という決意だったという。

また、「遠藤(保仁)とか二川(孝広)とか、中盤の構成力が高かったというのもあるので、できたかもしれない」と振り返った。

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