オーストリア1部のLASKリンツに所属する日本代表FW中村敬斗に対し、LOSCリール、スタッド・レンヌ、スタッド・ランス、オリンピック・リヨンのフランスの4クラブが興味を示しており、そのうちの一つが獲得に向けてオファーを提示したようだ。フランスメディア『jeunesfooteux』が報じている。

中村は2021年8月にガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍すると、シーズン後半には主力に定着して公式戦37試合で12得点2アシストを記録した。今季は昨季を上回る成績を残し、公式戦36試合で17得点8アシストをマークしている。LASKリンツとの契約は2025年6月まで残っているが、最近の活躍により、ボルシア・ドルトムントなど複数のクラブから関心を示されている。

同メディアによると、リール、レンヌ、ランス、リヨンのうちの一つが移籍金1300万ユーロ（約20億4000万円）のオファーを提示して中村の獲得に乗り出したという。フランス紙『レキップ』のユーゴ・ギルメ記者は、それがリヨンであると仄めかしている。中村は多くのクラブから関心を示されており、今夏によりレベルの高いリーグへステップアップする可能性もありそうだ。

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