G大阪、宇佐美劇場で逆転CS!FC東京を得失点差で上回った サンケイスポーツ 11月23日(月)7時0分配信

明治安田J1第2ステージ最終節(22日、G大阪4-0山形、万博)快勝後のピッチ上。「FC東京引き分け」のアナウンスが流れると、1万8219人が駆けつけた万博が歓喜に沸いた。奇跡の逆転CS進出に、宇佐美が両手をたたいて喜びを爆発させた。

「全力で(ゴールを)取りにいった。自分で締めくくることができなかったのは残念だけど、勝てたことが1番。万博に次のステージへ進ませてもらった感じですね」

今季初めて1トップで先発したが、前半は苦しんだ。後半10分にFW長沢が投入されて1・5列目に下がると、流れが変わった。「ボールに絡めるようになった。やりやすくなった」。縦横無尽に動き回りボールを触ると、リズムに乗った。

後半16分、MF大森の先制点にからむと、ここからは怒とうの宇佐美劇場。わずか5分で全4得点に絡む活躍でチームをCSへと導いた。

ただ、自身はリーグ戦5試合ノーゴールで「納得していない。このもやもやを次のステージにぶつけたい」。来季から新スタジアムに移るため、万博でのリー グ戦はこの日が最後。だが、28日のCS準決勝(対浦和、埼玉)に勝てば決勝で再び戻ってこられる。最高の恩返しはそのときだ。

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