G大阪が逆転CS 宇佐美「次のステージで得点」 日刊スポーツ 11月22日(日)21時45分配信

<J1:G大阪4-0山形>◇第17節◇22日◇万博

G大阪が逆転でチャンピオンシップ(CS)出場を決めた。山形に4-0で圧勝。勝ち点63で東京と並んだが、得失点差で上回り年間勝ち点3位となった。

前半は決定機を作り出せないままだったが、後半はゴールラッシュ。同16分、FW宇佐美貴史(23)の右クロスをGKがはじいて、こぼれ球をMF大森晃太 郎(23)がトラップして右足で決めた。2点目はそのわずか2分後だった。同じく宇佐美のアシストを大森が押し込んだ。

3点目は、宇佐美のクロスを途中出場のFW長沢駿(27)がヘディングでゴール右に流し込んだ。エースが3得点に絡む活躍で一気に試合を決定づけた。仕上げに4点目はMF遠藤保仁(35)のCKから途中出場のDF米倉恒貴(27)が頭で決めた。

宇佐美は「焦らずに戦おうとみんなで言っていた。得点に絡めて良かった。でも点がなかったのは悔しいし、残念」。エースは無得点だったため、今季19点 の得点ランク3位で終えた。「自分としては納得していない。全くを持って点が足りないと思っている。次のステージ(CS)でしっかり決めたい」。

長谷川健太監督(50)は「途中出場の2人が流れを変えてくれた。選手が1年通して精進した成果として、CSのチケットをサッカーの神様がご褒美くれたのかな」と喜んだ。

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