G大阪が逆転首位で8強入り! 半田陸の公式戦連発でC大阪との宿敵戦制す【ルヴァンカップ】

JリーグYBCルヴァンカップ・グループE最終節のセレッソ大阪vsガンバ大阪が18日にヨドコウ桜スタジアムで行われた。

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この最終節を前に最下位のC大阪と2位タイのG大阪。互いにグループ突破の可能性を残すが、ともにケガ人や出場停止、そして代表参戦で欠場者を多く抱えるなか、今季3度目の大阪ダービーとなった。

突破のためにまず大量得点での勝利が絶対条件とより厳しい状況のC大阪と、引き分けでも勝ち上がりの可能性があるG大阪。フィニッシュシーンこそ少ないが、互いに色を出して攻防戦を繰り広げる。

そのなかで、サイドの推進力を生かした攻めを打ち出すC大阪がGK谷の好守がなければと感じさせる原川の直接FKでゴールに迫ったりもしたが、G大阪も粘りの守りから、細かいパスワークで対抗する。

そうした仕掛け合いがなかなかシュートで終わらない展開が続くが、37分の左CKから山本悠樹が右足クロスを上げると、ボックス中央の半田がヘッドで直近のリーグ戦に続くゴール。G大阪が先制する。

追いかけるC大阪は後半もサイド攻撃を打ち出すが、G大阪も集中を切らさず。58分に左サイドのカピシャーバが上げたクロスから加藤の決定的なヘッドがゴール右に飛ぶが、GK谷の横っ飛びセーブに遭う。

65分に香川、奥埜、上門を一挙に送り込み、ボールの動きも良くなるC大阪だが、G大阪の最後尾を託されたGK谷が要所で存在感。残る交代で中原と石渡も投入するが、フィニッシュ数も増やしていけず。

後半になり、守勢のG大阪だが、福田や宇佐美、代表帰りの山本理仁、高尾の小刻みな起用で追加点を目指しつつ、跳ね返し続け、1-0で勝利。最近、分が悪い宿敵戦での勝利としても8試合ぶりとなった。

久々に宿敵戦で歓喜の輪のG大阪は他会場で勝利したFC東京と勝ち点10で並んだが、当該間成績で逆転首位に。C大阪は無念のグループステージ敗退となっている。

また、直接対決の成績でG大阪に一歩及ばずだったが、森重、仲川、ディエゴ・オリヴェイラのゴールで京都を下したFC東京は2位に。各グループ2位の成績上位3チームに入り、勝ち上がりを決めた。

セレッソ大阪 0-1 ガンバ大阪

京都サンガF.C. 1-3 FC東京

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