Jリーグ最強助っ人は誰だ!? 外国人能力値ランキング8位。南米仕込みのテクニック! チャンスを作り続けるMF

明治安田生命Jリーグには、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(5月1日時点でリーグ戦の出場時間が450分以上の選手が対象。データは27日時点)

8位:ファン・アラーノ

所属クラブ:ガンバ大阪

生年月日:1996年9月2日

今季リーグ戦成績:13試合2得点3アシスト

ブラジル出身のファン・アラーノは、昨季途中に鹿島アントラーズからガンバ大阪に移籍。すぐに主力となり、残留に貢献した。監督がダニエル・ポヤトスに変わった今季も立場は揺らいでおらず、チームは苦戦しているものの、個人としては奮闘を続けている。

テクニックの高さはさすがといったところで、ボールコントロールを誤ることは稀。ドリブルで打開できるタイプではないが、常に顔を上げながらプレーできているため、味方の動きを見逃さず、繊細なラストパスで確実に生かすことができる。今季ここまでのチャンスクリエイト数はリーグ3位となる39回。自身の長所を遺憾なく発揮しているゆえの結果だ。

「84」と圧巻の数値になった「スキル」に加え「フィジカル」も高評価。運動量が抜群に豊富で、90分間に渡り献身性を失わないことがその大きな理由だ。一方で「攻撃」はやや低め。今季リーグ戦でのシュート成功率が8.7%となっているなど、フィニッシュ面にはまだまだ課題を残している。アラーノに得点力がついてくれば、G大阪は苦境から抜け出せるかもしれない。

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