「安心してください。はいってないですよ」J1G大阪のGK東口順昭のライン上“ギリギリストップ”に「東口の10cm」「これぞヒガ神」の声!ヒヤヒヤさせながら防ぐ真骨頂
5月28日、J1リーグ第15節が行われ、敵地・デンカビッグスワンスタジアムユアテックスタジアムに乗り込んだガンバ大阪が3-1でアルビレックス新潟に勝利した。第7節以来の白星を手にした中で、GK東口順昭の“執念のギリギリストップ”が称賛されている。
■「安心してください。はいってないですよ」J1ガンバ大阪GK東口順昭のライン上“ギリギリストップ”に「東口の10cm」「これぞヒガ神」の声!■
後半17分だった。CKのクリアボールを拾った新潟の二次攻撃。ピッチ中央でボールを受けたMF三戸舜介が、ドリブルで斜め前に持ち運んだ後にボックス外から思い切りよく左足を振り抜く。
対角線上に強烈なシュートが飛んだが、ここで東口が横っ飛びでファインセーブ。目前でバウンドする非常に難しいシュートに対して最後までボールから目を離さずにストップすると、弾いたボールがゴールラインを割りそうになったところを、すぐさま体を翻し、執念の両手キャッチでしっかりと抱え込んだ。
このシーン以外にも、ガンバ大阪は試合を通して計19本のシュートを浴びた。表面上は、立ち上がり早々に決めたMF倉田秋の先制ゴールから、前半終了間際のMFファン・アラーノの追加点、さらに後半に入って1点差に詰め寄られた直後に黒川圭介が3点目を決める快勝だったが、ボール支配率、シュート数では新潟が上。ピンチが多かった中で、相手の攻撃を1失点で凌いだGK東口の働きは、間違いなく称賛に値するものだった。
■「今年も俺たちのヒガ神がやっと帰ってきた」
この東口の“執念のギリギリストップ”がDAZNの日本語公式ツイッターで公開されると、ガンバ大阪の守護神に対して、次のようなコメントが寄せられている。
「これぞヒガ神」
「濡れてスリッピーなコンディションの中 最後割らせないのは流石はヒガ神!」
「このバタバタヒヤヒヤして結局大丈夫なヒガシを見て、『あぁ、今年も俺たちのヒガ神がやっと帰ってきた』と感じたよね。」
「東口の10cm笑」
「安心してください。はいってないですよ」
長らくガンバ大阪の守護神に君臨してきた元日本代表の実力者である東口だが、同じく日本代表歴を持つGK谷晃生がチームに復帰した今季は、開幕戦から定位置の座を譲ってベンチ暮らし。チームが低迷する中で巡ってきたチャンスも活かせず、第14節までのリーグ戦出場は4試合のみだった。
しかし、リーグ戦3試合連続でゴールマウスを守ったこの日は、この“執念のギリギリキャッチ”以外でも好セーブを連発し、サポーターから「ヒガ神」の声が多く聞こえた。今後、ガンバ大阪が浮上するためには、やはりこの男の力が必要なのかもしれない。