G大阪が25年ぶり5連敗 宇佐美と〝応援ボイコット〟のサポが試合後「涙の緊急集会」
J1で最下位に沈むG大阪が20日に行われた明治安田生命J1リーグの横浜M戦(パナスタ)で0―2と完敗を喫し、25年ぶりに泥沼の5連敗となった。
G大阪は相手に退場者が出た数的有利を生かせず、横浜Mの前になすすべなく完敗。1998年以来25年ぶりとなるリーグ戦5連敗を喫した。
痛恨の黒星で17位の湘南との勝ち点差が4に広がってしまい、いよいよJ2降格がちらつく危険水域に突入している。
試合前にはG大阪のサポーター連合が異例の〝応援ボイコット〟を表明する中で、チームは何も変わることなく失態を見せた。緊急事態に、試合後は監督や選手たち全員がゴール裏のサポーターのもとへ足を運んだ上で異例の〝緊急ミーティング〟を開催。その場で主将の元日本代表FW宇佐美貴史が手で目を押さえながら号泣する場面も見られた。
話し合いの末にサポーターは「絶対見捨てないからな!」などとチームを激励。宇佐美はサポーター代表と握手を交わして引き上げた。
ポヤトス監督は「非常に悔しい思いでいっぱい。本当に小さいミスでやられたという印象。少しの集中の足りなさで。難しい状況になってくる」と憔悴しきった様子で話した。
名門G大阪がこのままJ2へと落ちてしまうのか。