最下位のＧ大阪、２５年ぶり５連敗 試合後はサポーターと“緊急ミーティング”も
◆明治安田生命Ｊ１リーグ 第１４節 Ｇ大阪０―２横浜Ｍ（２０日・パナスタ）
Ｇ大阪は横浜Ｍに０―２と敗れ、９８年以来２５年ぶりのリーグ戦５連敗を喫した。この敗北で１７位・湘南との勝ち点差は４に。今季は１枠のみとなるＪ２降格圏に沈むチームは、試合後はあいさつに向かったサポーターの前に選手全員が集まり、悲痛な叫びに耳を傾けるシーンもあった。
「インテンシティーが足りない」とチームの問題点を挙げていた指揮官は、この日３４歳ＭＦ倉田秋、２４歳ＤＦ佐藤瑶大を今季リーグ戦初先発に起用。前半立ち上がりはハイプレスからのカウンターでチャンスを作ったが、試合が進むにつれて横浜Ｍペースに。前半３７分、ＣＫから横浜Ｍ・ＭＦ西村拓真に決められ、先取点を許した。後半１４分には横浜Ｍ・ＤＦ松原健が２枚目のイエローで退場に。しかし数的有利を生かせず、同３４分には横浜Ｍ・ＤＦ永戸勝也に豪快な直接ＦＫを決められた。２度のＪ１王者に輝いた名門が、１２年以来２度目のＪ２降格の危機に瀕している。
