G大阪25年ぶり5連敗 退場者出た横浜M相手に逆に失点、最下位抜け出せず

「明治安田生命J1、G大阪0-2横浜M」(20日、パナソニックスタジアム吹田)

最下位に沈むJ1G大阪は1998年以来25年ぶり5連敗を喫した。前半6分、FWジェバリが抜け出てGKをかわし無人のゴールにシュートを流し込んだがオフサイド判定。0-0の前半37分、コーナーキックを日本代表FW西村拓真(横浜M)にヘッドで合わされ、痛恨の先制点を許した。

【写真】試合前にボイコットを予告したツイッター画像

0-1の後半14分には相手DF松原健がこの試合2枚目のイエローカードで退場。1人少ない相手に攻勢に出るが、決め切れない。逆に後半34分、DF永戸勝也に鮮やかな直接フリーキックを決められ2失点目。終盤の猛攻も及ばず、完封負けとなった。

同日はG大阪のサポーター連合が応援ボイコットを表明。「ここ数年の低迷および今シーズンのこれまでの結果/姿勢に対してクラブへ抗議の意を示す為、本日の試合は試合前から90分を通して応援をしないことを決定致しました」と同連合のSNSに記した。

ただ試合が始まれば、ゴール裏のサポーターから自然発生的に手拍子、声援、チャント(応援歌)が沸き起こった。不振を極める中、辛抱強く応援するサポーターには、またも応えられなかった。

今季からダニエル・ポヤトス監督が率いるチームは前節、浦和戦で逆転負けし、横浜FCと入れ替わり最下位に転落した。この日、横浜FCは川崎を破り、3勝目を挙げて16位に浮上。17位の湘南は勝ち点11。1勝4分け9敗のG大阪は勝ち点7と、泥沼から抜け出せない。

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