25年ぶり5連敗を阻止へ…最下位G大阪ポヤトス監督が掲げる“4カ条の改善” 20日・横浜戦
最下位に沈むG大阪は、20日に本拠地で昨季王者・横浜戦を迎える。負ければ1998年以来25年ぶりのリーグ5連敗。屈辱回避へ向け、ダニエル・ポヤトス監督は“4カ条の改善”を出した。
(1)問題から目を背けずに戦う
今季13試合で1勝。指揮官も「この状況は想像できなかった」と正直に吐露する。特に直近2試合は流動的なボール回しができず、失点後はうつむく選手も多々。
(2)泥くさく走る
1試合平均ポゼッション率55・7%でリーグ2位だが、同スプリント回数はリーグワーストの112回。1位・湘南の146回と比べるまでもなく少ない。
(3)ミス撲滅
ポヤトス監督は「今季28失点中、半分くらいがJ1ではしてはいけないミスから」と口にする。京都戦でも前節・浦和戦でもビルドアップミスによる失点。崩された形ではないプレゼントゴールが目立つ。
(4)決定機を決めきる
シュート本数はリーグ4位の141本だが、シュート決定率はリーグ16位の9・2%。枠内シュート率は34・75%で同17位と低い。
本拠地では4試合勝てていない“難敵”横浜戦でも、スタイルは変えず「ポゼッションの戦いになると思う」という。相手の強力な両サイド封じも「ボールを持つことだ。持てば守備はしなくて良い」と強気な姿勢を崩さない。家庭の事情で一時帰国してきたイスラエル代表MFネタ・ラヴィも戦列復帰予定。改善の兆しを見せ、今季2勝目を手にできるか。(データは19日現在。J STATS参照)