シャワー派増殖中に手応え Jリーグ30周年のMVPに選ばれた遠藤保仁が掲げる二つの「野望」

Jリーグは30周年を迎えた15日、30年間の中から選ぶ「明治安田J30ベストアウォーズ」を発表し、MVPにMF遠藤保仁(J2磐田)を選んだ。

冨安健洋が故郷の代表戦で見た景色 変わらないもの、変わるもの

オンラインでイベントに参加した遠藤は「本当に数多くの選手、先輩方の中から選んでいただいて本当にうれしく思いますし、一応まだ現役なのでまだまだ頑張りたいなと思います」と喜びを披露。今なお現役で「Jリーグが40年、50年、60年となる中で、常に名前が挙がるような選手生活を送っていきたい」とさらなる活躍を決意した。

プレゼンターで女優の高橋ひかるから「ハーフタイムにシャワーを浴びるという話を聞きましたが、本当ですか」と尋ねられると「有名な話ですね」とにやり。「うちのチームにも数人いますし、ガンバ時代にも数人いましたので、増やしていきたいと思います」と一風変わった野望も口にした。

鹿児島市出身の遠藤は1998年に鹿児島実高から横浜フリューゲルスに入り、開幕戦でデビュー。クラブ消滅で翌年に京都入りし、2001年にG大阪に移籍。20年10月に期限付きで磐田に加入し、22年から磐田に完全移籍してプレーする。

守備的MFとして05年にG大阪のJ1初優勝、08年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇、14年の国内3冠達成などに貢献。J1通算672試合出場は歴代最多を誇り、21年までJリーグ最長の24年連続ゴールを記録。Jリーグ一筋で、今なお現役でプレーし続ける43歳の功績が評価された。

https://nishispo.nishinippon.co.jp/

Share Button