G大阪・武蔵「相手にとって怖いのは背後を突く動きや、何回もアクションを起こす姿勢」練習試合で1得点
G大阪は15日、吹田市内の練習場でG大阪ユースと練習試合(30分×2本)を行った。前日14日の浦和戦で出場時間が短かったメンバーが中心で、4―0の貫禄勝ち。次戦・横浜戦(パナスタ)へ向けてアピールした。
1得点を挙げたFW鈴木武蔵は「ユース相手だから手を抜くというのは相手に失礼」と持ち前の背後へのランニングや積極的なチェイシングで攻撃を活性化。4月1日の湘南戦以降はベンチスタートが続くが「ポゼッション力は去年よりも断然上がっている。ただボールを回してばかりでもいけないし、蹴るだけでもいけない。相手にとって怖いのは背後を突く動きや、何回もアクションを起こして前にいく姿勢。バランスを取るのが重要で、僕はアクションを起こし続けて、チームが良くなり、少しでも勝つ確率が上がるならば続けていく」と現状打破への強い気持ちを表した。
チームは4連敗でJ1最下位。「サポーターの方も選手も苦しいのは事実。その中で切り替えてトレーニングをしているし、少しずつ改善して続けるしかない。試合は毎週来る。敗戦を引きずらないのは難しいけど、重圧をなるべく軽くしてやっていくしかない」。チームの連敗を止めるため、浮上させるために、武蔵にしかできないことをやり続ける。