G大阪GK東口順昭、自滅点に「難しい判断をした」…最下位転落のチーム状況にも「どこでパワーを出せばいいかわからない」
14日の明治安田生命J1リーグ第13節で3連敗を止めようと浦和レッズのホームに乗り込んだガンバ大阪だが、先制ゲームをモノにできず、1-3の敗北。今季最長の4連敗で、前日に今節を制した横浜FCに抜かれ、最下位に転落した。
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12日に37歳のバースデーを迎えたばかりの東口順昭は実に8試合ぶりの先発。浦和戦まで谷晃生に一番手を譲り、2試合の先発機会しか巡らずの状況を打破するチャンスだったが、チームの逆転負けに自身も59分にビルドアップのミスで付き合った。
試合後の東口も当然、表情浮かず。試合の振り返りを求められると、試合中に枯らしてしまった声で「戦い方としては先制したし、悪くなかった。(後半の)連続失点が良くない」と悔やんだ。
そう言葉を紡いだ東口だが、相手の前からのプレスに引っかかっての3失点目はG大阪の首をより締める致命打に。攻め急がなければならず、判断が難しい場面でもあったが、反省を口にしている。
「2点目を取られ、取りにいかなければならなかった。ああいう場面で(相手のプレスを)外す練習はしているし、蹴ってフィフティーよりもマイボールにという思いだったけど、難しい判断をしたかなと思う」
苦しいチーム状況を巡っては「うまくいっていないなかでどこでパワーを出せばいいかわからない。失点が重なると、ちょっと余計に。今は難しい時期だと思う」ともどかしさを語った。
次節はホーム戦だが、連覇を目指して今季も上位争いに絡む2位の横浜F・マリノスが相手。間違いなく難しい試合になるが、最下位に落ち込んだ今はそうも言っていられない。