【G大阪】リーグ最下位…「オリジナル10」浦和戦完敗で4連敗「力不足を痛感」宇佐美貴史

<明治安田生命J1:浦和3-1G大阪>◇第13節◇14日◇埼玉

Jリーグ30周年記念スペシャルマッチとなった「オリジナル10」同士の一戦で、ガンバ大阪浦和レッズに1-3で敗れた。

最下位に沈むチームは、リーグ戦4連敗となった。

前半23分に先制するも、同47分に失点。後半9分、同14分に失点を重ね、30年前の開幕節で1-0で勝利した相手に完敗した。2度のリーグ優勝など、リーグを引っ張ってきたG大阪がリーグ開幕30周年のシーズンで苦しんでいる。

G大阪は、前節からMF宇佐美貴史、GK東口順昭ら先発3人を変更して、リーグをけん引してきたライバルチームとの一戦の臨んだ。

前半23分、右サイドからのロングボールを受けたFWジェバリが、MFファンアラーノとのパス交換からペナルティーエリア内に侵入。一度シュートフェイントで相手DFのタイミングを外してゴール右サイドネットを揺らすゴラッソで先制した。

しかし、同47分にPKで浦和DFショルツに決められ同点に。後半9分、同14分に立て続けに失点した。

キャプテン宇佐美は「前半しっかり耐え切れれば違ったかもしれない。力不足を痛感する試合だった。大変な状況ですけど何とかしようと思っている。なんとか力を振り絞っていきたい」と厳しい表情を浮かべた。

試合後には、アウェーに駆けつけたサポーターから大きなブーイングを浴びた。ポヤトス監督は「痛い敗戦だった。全員が勝つという所に関する姿勢に関しては悪くなかった。ミス、決定力の改善が必要」。

最下位という順位について「率直に心配している」としつつ「怒り、悔しさ、悲しさとともにこの状況を抜け出す力を持ち続けないといけない。この状況を耐え続けて勝利がついてくれば流れが変わってくる」と絞り出した。

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