G大阪・東口 37歳誕生日に守護神奪還誓う「パワーをためてやりたい」同学年の浦和・西川に刺激「自分もまだまだ」
J1G大阪の元日本代表GK東口順昭が12日、37歳の誕生日を迎えた。練習後に取材に応じ、「けがなく、また試合に出てやりたい」と新たな1年の抱負を述べた。
昨季まで不動の守護神を務め、スーパーセーブを連発し、残留に導いた。今季はチームに復帰した日本代表GK谷晃生に開幕からポジションを奪われ、リーグ戦は2試合出場にとどまっている。
「使われてないところはもちろん悔しさがある。何かが足りないのか、分からないけど、やることは変わらない。出ないと難しい。リズム的にも。もどかしさはあるけど、やるだけです」。チームもわずか1勝で17位に低迷しており、苦しい状況が続く。
ACLで優勝した浦和の元日本代表GK西川周作とは同学年で刺激を受けた。「さすが周ちゃんとも思うし自分もまだまだとも思う。いい存在というところはある。(プレーが)ますます良くなっている」とうなずいた。
正GK奪還へ、必ずチャンスは来る。「周ちゃんも同じような状況でつかみとったし、日々やることは変わらない。チャンスがきたらやるだけ。パワーをためてやりたい」と、力を込めた。