G大阪FW宇佐美貴史「勝利に貢献するだけ」14日・浦和戦で30年前の再現だ

G大阪は14日に敵地で浦和と対戦する。30周年記念マッチと位置づけられ、1993年のJリーグ開幕カードと同じ相手。主将のMF宇佐美貴史(31)には、劣勢に晒されながらMF和田昌裕(現G大阪取締役)の1発で勝利した30年前の再現が期待される。

「僕はしっかり切り替えられた。勝利に貢献するだけ」。チームは3連敗中で、17位と低迷。対して浦和はアジア・チャンピオンズリーグを制覇し、より自信を深めている。だがアウェー浦和戦は17年以降6年間負けなし(4勝2分け)。相性が悪くないスタジアムでアジア王者を倒し、浮上のきっかけをつかみたい。

警戒すべきは相手の特徴でもあるカウンターだ。鹿島戦でもC大阪戦でも速攻を止めきれずに失点。「攻めている時にどうリスク管理をするか。修正するためのトレーニングはしている」。負ければ最下位転落の可能性もある1戦。クラブ第1号ゴールの和田が付けた背番号7を今季から背負う“至宝”が、苦しむチームを救う。

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