5月13・14日「J試合勝敗予想」広島のアシストで横浜F・マリノスに「首位浮上の可能性」絡み合う「GW疲れ」と「相性」
今回のtotoではJ1第13節の8試合とJ2第15節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
■【画像】サッカー批評編集部による、今週末のJ1、J2の結果予想
久々に各地に多くの人が出向いたゴールデンウイークだ。連休明けに、学校や職場へ出向く足が重くなった人も少なくないことだろう。この黄金週間は、Jリーグを戦う選手たちにも少なからず影響を及ぼしているはずだ。
超過密とは言わないものの、今年のゴールデンウイークも連戦になった。最多のチームで、3連戦。その疲労が勝敗予想の大きな鍵になる。
まず気になるのは、首位のヴィッセル神戸と3位サンフレッチェ広島の上位対決だ。
神戸はゴールデンウイークの3連戦を無敗で乗り切った。3連勝とはいかなかったが、敵地での名古屋グランパスとの上位対決を2-2で終え、2勝1分と勝点を積み上げてきた。
一方の広島は直近3試合で2勝1敗。この3試合だけ見れば神戸に分がありそうだが、目を凝らさなければならない。広島はACL決勝を戦う浦和レッズとの第11節が延期となり、ゴールデンウイークには2試合しかしておらず、その両試合を白星で飾って快適にゴールデンウイークを終えているのだ。
この差は決して小さくないと考える。ともに中5日が空いての試合だが、微妙な連戦のダメージは降り積もっていくものだ。しかもこのカード、広島は26勝13分12敗と大きく勝ち越している。広島がアウェイから勝点3を持ち帰り、上位をさらに混戦にするとみる。
そうなると気になるのが、首位交代の可能性だ。前節終了時点で神戸に勝点3差の広島と2位の名古屋は、神戸に勝点26で並ぶ可能性があるが、得失点差が大きすぎて上回るのは難しそう。そうなると、首位浮上のチャンスがあるのは2ポイント差で神戸を追っている2位の横浜F・マリノスだ。
今節はアウェイでアルビレックス新潟と対戦するが、ゴールデンウイークは3試合で8得点して2勝1分で乗り越えた。対する新潟は同じ試合日程で1得点3失点の1分2敗。この勢いの差は覆しがたく、勝利する横浜FMが神戸を抜いて首位浮上となりそうだ。
ACL優勝という美酒を味わった浦和だが、アジア制覇から中3日での第10節サガン鳥栖戦に0-2で敗戦。マチェイ・スコルジャ監督は先発入れ替えの必要性の是非についても口にした。 ただし今節、スタメンを継続するにしても入れ替えるにしても、またも中3日での立て直しは容易ではない。しかも今節迎え撃つガンバ大阪との対戦成績は31勝15分29敗と、ほぼ五分の星。G大阪の調子の悪さも考慮しつつ、ここは引き分けで終わるとみる。
その浦和に10日の試合で完封勝利したサガン鳥栖だが、今度は中3日での試合が返す刀となって襲いかかってくる。しかも、隣県同士の九州ダービーとなるアビスパ福岡とは、通算戦績10勝10分17敗と分が悪い。2つの不安要素が重なるとなれば、福岡に白星を献上することになるだろう。
今回のtotoの購入締切は5月13日で、ネット決済による公式サイトでの販売は13時50分(コンビニ決済は12時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。