浦和でポジション争い激化へ…守護神・西川周作も「一試合一試合勝負したい」

浦和レッズGK西川周作が、今後のポジション争いについて語った。

浦和は10日、明治安田生命J1リーグ第10節でサガン鳥栖と対戦。試合では一進一退の攻防が続いたが、確実に決定機をものにした鳥栖が2-0で競り勝っている。

J1第10節|浦和 vs 鳥栖|結果・スタッツ

浦和にとってはリーグ戦8試合ぶりの敗戦となった一戦。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦から中3日という過密日程となっていたほか、マチェイ・スコルジャ監督はここからチーム内に変化を加えていく方針であることを明確にしており、西川もそのことを強く意識しているようだ。

鳥栖戦後のメディア対応でそのことに言及した。

「監督も会見とかで言っていましたけどACLまではある程度固定して、ここから(変化を加えていくことで)チーム内競争はさらに激しくなると思いますし、そうやってチームも強くなると思っています。今試合に出ていない選手が文句を言わずにひたすら練習もしっかりやっていて、紅白戦なんかも激しくやってくれているのは非常にチームとして良いことなので、誰が出てもチームに貢献できるのは一つになっているかなと思います」

また、GKのポジションにおいても鈴木彩艶らとのハイレベルな争いが予想。西川も「継続するというのが一番難しいと思いますし、そこはGKチームとしてレベルの高い争いができていると思うので、一試合一試合勝負したいと思います」と口に。一方で、今季はチーム全員の貢献が重要になるとの考えを語っている。

「リーグ戦でもそうですけど、途中から出ている選手は本当に結果を残してくれていて、この順位にも居られると思います。ACLをとったことで試合数もかなり多くなって、本当に今年は総力戦というか、みんなにチャンスがあると思うので。出ている選手が出ていない選手に負けないことを意識しながらやりたいと思います」

さらに、今後に向けては「この敗戦を繰り返さなければチームとして優勝をまだまだ狙えると思うので、本当に次のガンバ(大阪)戦、また違った姿を見せないといけないと思います」と優勝への思いを強調した。

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