名選手、名監督にあらず。Jリーグ、大失敗したレジェンド監督(3)主力選手と確執? 全く結果が出なかった日本代表史上最強のFW

サッカー選手として優れているからといって、指導者として優れているかは分からない。現役時代に卓越した戦術眼が評価されていた選手であっても、チームをまとめるのは別の仕事である場合もある。今回は監督としては大きな成功を収められなかった元Jリーガーを紹介する。

釜本邦茂ガンバ大阪

生年月日:1944年4月15日

監督としてのJ1戦績:80試合31勝49敗

日本サッカー史上最強のFWとも言われる釜本邦茂は、選手として名を残したが、監督としてはそうはいかなかった。指導者としてのJリーグでの戦績は80試合で31勝49敗となっている。

選手時代に日本代表として76試合に出て75ゴールを記録した釜本。これは日本代表の歴代最多得点記録であり、釜本のプレーを見たことがない世代でも、釜本という偉大なストライカーがいたことは知っているという領域にいるレジェンドだ。

ただ、指導者としては大きな成果を残せなかった。ガンバ大阪の初代監督としてJリーグに挑んだが、1年目は年間7位、2年目は年間10位と振るわず。主力との確執もあったとされており、思うようにチームをコントロールできなかった。

選手としての実績が圧倒的であるがゆえに期待は高くなるのは自然なことだが、監督としてうまくいくかは別問題という代表的な例と言えるだろう。

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