【G大阪】大阪ダービー敗れ6敗目…ポヤトス監督「スタイル貫き通したい」社長も体制維持明言
<明治安田生命J1:C大阪2-1G大阪>◇第11節◇3日◇パナスタ
試合終了の笛と同時に、ゴール裏から大きなため息が漏れた。3万4517人が集まった大阪ダービーでの今季6敗目。負けられない試合での敗戦には、大ブーイングも浴びせられた。
4-2-3-1への布陣変更がはまり、攻守に主導権を握る試合運びだった。しかし、得点は後半11分にMFダワンが決めた同点弾のみ。押し込みながらも決められず、逆に相手のカウンターから失点した。ポヤトス監督は「プロの世界は、とどめを刺さないと、相手に刺されてしまう」と悔やみ、宇佐美は「こういう結果になってしまって申し訳ない」と肩を落とした。
今季1勝で17位に沈むが、指揮官は「スタイルを変えることなく貫き通したい」と理解を求めた。小野忠史社長(61)も「今後もブレずに支えたい」と体制維持を明言。苦境を乗り越えるまで、我慢の時はもうしばらく続く。【永田淳】