C大阪、狙うは24年ぶりの大阪ダービー4連勝 98~99年に並ぶクラブ記録へ小菊監督「今季を占う大一番」
C大阪の小菊昭雄監督が2日、次節のG大阪戦(3日・パナスタ)に向けたオンライン取材に応じ、公式戦としては通算60度目となる「大阪ダービー」への意気込みを語った。
通算成績では20勝12分け27敗と負け越しているC大阪だが、リーグ戦に限れば19年から7戦無敗(5勝2分け)。3日の試合に勝てばリーグ戦では4連勝で、1998~99年にマークしたクラブ記録に並ぶ。
近年は成績で圧倒し、さらに今季のG大阪は現在17位と低迷しているが「今の順位やチーム状況はダービーには関係ない。どの試合も難しい」と小菊監督。C大阪も4勝2分け4敗で8位と、ここまで波に乗れていないだけに厳しい表情を浮かべた。
チームは昨年5月21日にホームで行われたダービーマッチを3―1で制し、そのまま3連勝。その後は広島に敗れ連勝は止まったが、そこから公式戦11試合負けなしと好調を維持した。「昨年も今と同じような順位、勝ち点だったが、大阪ダービーで勝利してからチームは一気に成長スピードを上げた。今年もダービーで勝つことで一気に安定すると思います。今季を占う大一番になる」と小菊監督。ライバルクラブとの負けられない一戦を、上位進出へ弾みとする。