【浦和】GK西川周作「14年のガンバ大阪戦は忘れてはいない」アジア制覇へ苦い教訓を生かす

アジア制覇へ“王手”をかけている浦和レッズGK西川周作(36)が2日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦アル・ヒラル戦(6日、埼玉スタ)に向け取材に応じ、19年のリベンジを誓った。

浦和は4月29日の敵地での第1戦で、貴重なアウェーゴールを上げて1-1。ホームで勝てば優勝、0-0の引き分けでも3度目の制覇を達成する。

西川は第1戦の結果を「ポジティブ」とした上で、過去の苦い教訓から油断大敵だと分かっていた。

「14年のリーグ制覇が懸かったガンバ大阪戦は忘れてはいない。ホームのイケイケの雰囲気で点を取りに行って逆にやられた苦い経験もある」

第2戦で、満員の浦和サポーターの前で試合ができるのは大きなアドバンテージだが「GKとしてもどんな試合でも油断はしてはいけないし、チームがピンチの時に助けるのが自分の仕事」と気を引き締め「前半は固い試合になるかもしれないが、いつも通り挑めるか、にチャレンジしたい」と平常心を掲げた。

今季からスコルジャ監督が就任し、規律正しい堅守を軸に、3月4日のセレッソ大阪戦から公式戦12戦無敗。「リーグも含めてセットプレーでやられていないのは非常にポジティブ」とし「相手は間違いなく点を取りに来ると思っている。自分たちはそれを利用しながら、逆に点を取りたい。過信しすぎず、しっかりと、自分たちを見つめて守ることが大事」と話した。

第1戦は相手の強力の2トップを封じ、最少失点で終えた。西川は第1戦を通し、サイドにボールが入らないと、イライラするFWの姿を感じていた。「我慢強く戦ってイライラさせたらこっちのもん。隙は間違いなくある」とキッパリ。

19年はアル・ヒラルに完敗し、優勝を逃した。それだけに「必ず優勝してリベンジをしたい」と力強く語った。

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