G大阪、横浜FCに痛恨ドロー 1得点も3度ポストにヒットの宇佐美貴史「悔しいが忘れて…」

明治安田生命J1リーグ 第9節 G大阪1―1横浜FC(23日・パナスタ)

G大阪は残り15分で4度もシュートがポストやバーに嫌われる不運もあり、横浜FCとの下位対決でドローに終わった。試合終盤は相手を圧倒したが、1―1で迎えた後半33、36分、MF宇佐美貴史が放ったシュートはバーに。さらに同42分、みたび宇佐美が狙ったが、今度は左ポストに当たった。ロスタイムにもFW山見大登のシュートがポストに嫌われ、決勝点は奪えず。宇佐美は「相手を押し込むサッカーはできた。チャンスもシュートも多かった中で、僕も含めて決めきれなかった。ネガティブな要素もあるけど、そこに目を向けても意味がない。悔しいですけど、今日で忘れて。次どうやって勝っていくか」と振り返った。

好調のMF石毛秀樹が腹痛を発症してベンチ外となるアクシデントに見舞われたが、立ち上がりは相手を圧倒した。前半13分、左サイドを突破したFWアラーノのラストパスをFWジェバリがスルーし、宇佐美が押し込んだ。エースの今季3点目で先取点を奪い、試合の流れをつかんだかに見えたが、同43分にセットプレーから失点。終盤は再びギアを上げて敵陣内でプレーを続けたが、最後まで決勝点を奪うことはできなかった。

シュート数は横浜FCの9本に対し、G大阪は22本。ポヤトス監督は「結果には満足できない。立ち上がりに先制することができたが、前半終わるまでにリラックスした瞬間があった。そこは自分自身を批判したい。(後半は)内容では上回ったが、決定力が足りていなかった」と顔をしかめた。最下位の相手にも勝てず、9節を終えていまだ1勝のみ。攻撃的なスタイルへの転換を目指しているG大阪が、産みの苦しみを味わい続けている。

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