G大阪の元日本代表FW鈴木武蔵が守備から献身で逆襲を誓う
元日本代表ストライカーが逆襲を誓った。J1G大阪は19日に行われたルヴァンカップ1次リーグのFC東京戦(味スタ)で0―1と敗戦を喫したが、その中で存在感を見せたのがFW鈴木武蔵(29)だ。積極的にゴールを狙ったほか、守備面でも前線で精力的にプレスをかけるなど90分間走り回った。
鈴木は「難しい展開だったが、(MF食野)亮太郎がシュートを打ったシーンなど空いている瞬間はあった。そこをもっと確実にビッグチャンスにしていきたい」と振り返った。以前は日本代表でも1トップに抜てきされ将来のエース候補と期待された時期もあった。しかし、その後に不振を経験。昨年6月にベルギー1部ベールスホットからG大阪に完全移籍で加入したが、昨季は1得点に終わった。
今季こそ完全復活を期す鈴木は「結果もそうだが、守備もFWから始まるので、そこもしっかりやっていきたい。チームが苦しいときに救えるプレーをやっていきたい」と献身を誓った。リーグ戦でもチームは16位と低迷する中、自らのプレーで浮上に導くつもりだ。