G大阪MF宇佐美貴史、負傷から約1か月ぶり先発もシュートゼロ「工夫が必要だった」

◆YBCルヴァン杯 ▽1次リーグE組 FC東京1―0G大阪(19日・味スタ)

G大阪MF宇佐美貴史が、FC東京に敗れてルヴァン杯今季初黒星を喫した試合を振り返り、試合中のアレンジ力を課題に挙げた。3月12日のJ1リーグ・広島戦で右太ももを負傷して以来、約1か月ぶりの先発。インサイドハーフでプレーしたが、FC東京の中盤にマンマーク気味の守備を受け、高い位置でボールを受ける回数は限られた。「マンツーマン気味に見られた時、窮屈になってしまった。どう崩していくか、工夫が必要だった」と振り返った。

左ウイングのFW食野らとポジションチェンジも意識しながら、ボールを動かそうとしたが「もっと早く気づいて、自分たちのやり方を少しアレンジする必要があった。どこでポジションを変えて、どういうパスコースを開けさせるか。僕も含めて、全員で見つけ出さないと」。リーグ戦とは大幅にメンバーが入れ替わった中で、ボールの動かし方にスムーズさを欠いたことを悔やんだ。

自身は後半18分までプレーしたがシュートは打てず。まだコンディションは負傷前の状態には戻っていない模様で「もっともっとコンディションは上がっていく。なるべく早くトップフォームに戻したい」と語った。チームは後半26分、MF山本理仁の一発退場も響いて敗北。後半ロスタイムにはDF高尾瑠が攻撃参加からネットを揺らしたかに見えたが、オフサイドの判定でノーゴールに。直後はG大阪の選手やスタッフは判定に不満の色を浮かべていたが、宇佐美は「映像で見たらそのよう(オフサイド)にも見えますし。自分たちに言えることは何もない」と、気持ちを切り替えていた。

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