「Merci! Yes! Yes! Yes!」鈴木唯人、仏デビュー即ゴラッソで喜び爆発!かつてG大阪を率いた指揮官も絶賛「どんどん良くなっている」
「まだまだ成長しなければならない才能ある選手だ」
現地時間4月16日に開催されたリーグ・アン第31節で、鈴木唯人と川島永嗣(ベンチ外)が所属する17位のストラスブールは、19位のアジャクシオとホームで対戦。3-1で3試合ぶりに勝利を収め、残留に向けて貴重な勝点3を手にした。
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この一戦で今冬に清水エスパルスから期限付きで加入した鈴木が、待望の海外デビューを飾った。ベンチ入りしながら、出場機会が訪れない我慢の日々が続くなか、ついに声が掛かったのは2-0で迎えた75分だった。そして1点を返された後の89分、いきなり大仕事をやってのける。
ゴール前でボールを持った21歳の新星は、華麗なボールタッチで相手を次々にかわし、利き足とは逆の左足を一閃。鮮やかにネットを揺らし、勝負を決定づける鮮烈なゴラッソを叩き込んでみせたのだ。
その直後、チームメイトからもみくちゃにされていた鈴木は、タイムアップの笛が鳴ると、クラブのカメラに向かって「Merci! Yes! Yes! Yes!」と喜びを爆発させた。
国内外のファンから祝福のコメントが殺到するなか、ガンバ大阪を率いた経験もあるフレデリック・アントネッティ監督も絶賛。「彼はどんどん良くなっている。まだまだ成長しなければならない才能ある選手だ」と、太鼓判を押した。
輝かしい海外デビューを飾った、パリ五輪世代のエース候補鈴木。指揮官も大ブレイクの可能性を感じているようだ。