京阪ダービー主役は京都・パトリック 古巣相手に決勝弾も派手なパフォ自重「両チームのことを考えて」
◇明治安田生命J1第8節 京都2-1G大阪(2023年4月15日 サンガS)
京都がG大阪との京阪ダービーを制し、連敗を2でストップさせた。立役者は昨年まで計7年間、G大阪に在籍したFWパトリックだ。「狙ったわけじゃない。ねじ込みたかった」。1―1の後半37分、MFパウリーニョのスルーパスに反応。日本代表GK谷の股を抜く左足シュートで決勝点を叩き込んだ。
得点後は派手なパフォーマンスを自重。G大阪サポーターが陣取るスタンドへ向かって両手を合わせた。「自分が長くいたチームで、また京都へのリスペクトもある。両チームのことを考えて、一番いい行動があれだったと思う」と説明。そして「京都での自分の価値を示し続けること。それが今やるべきこと」とさらなる得点量産を誓った。