G大阪GK谷晃生、連勝狙う京都戦へ「僕の良さがでない展開が一番」元同僚パトリック警戒
G大阪の日本代表GK谷晃生が13日、京都戦(15日・サンガS)に向けて取材に応じた。前節9日の川崎戦でリーグ戦初勝利(2〇0)を挙げ、今季初の連勝を目指す試合。「京都はすごくインテンシティーが高く、みんながハードワークしてくるチームという印象。特に奪った後のカウンターは、パトリックも含めて前線にパワーとスピードがある。自分たちが攻めている時に、カウンターを受けないように、攻撃しながらも守備をすることを考えたい。あとはラフなクロスボールへの対応は、個人として研ぎ澄ませていきたい」と話した。
京都は昨季までG大阪でプレーしたFWパトリックがすでに今季3得点と結果を出しており、190センチのFW木村も左サイドで推進力のあるプレーを発揮している。19年には約半年間、チームメートとして過ごしたパトリックの特長を知る谷は「パトリックを意識しすぎて、違うところでやられてはいけない。うちのDF陣も力はある。もちろん触らせてしまうことはあると思うけど、相手FWに自由を与えない状況を作り出せれば」と語り、DFと協力しての守備を誓った。
川崎戦では完封勝利を収めたが、守備陣の安定もあって谷自身のプレー機会は多くなかった。「僕の良さが出ない展開になれば一番いい。もちろん、シュートが飛んでくることも、クロスボールが来ることもあると思う。その中でゴールを割らせないことに徹底してできれば」とうなずき、チームの連勝だけにフォーカスしていた。